Objective-C 用のライブラリ管理システム COCOAPODS のセットアップメモ
ほぼ、Adding Pods to an Xcode project の通りです。
- COCOAPODSのインストール
COCOAPODSはRuby Gemなのでインストールは gem install を利用します。
$ gem install cocoapods
- XCodeで新規からプロジェクトを作成します。「HelloWorld」というプロジェクトを作成しました。
-
Xcodeを閉じます。
-
プロジェクトのディレクトリに移動してPodfileを作成します。
ライブラリ pod は Podfile にしています。GemのGemfile、Composerのcomposer.jsonにあたるファイルです。
$ cd HelloWorld
$ vim Podfile
// Podfile
platform :ios ,'7.1'
pod 'AFNetworking', '~> 2.0'
platform は iOS のバージョンを指定します。
CocoaPods Guides – Podfile Syntax Reference
の platform の項目をみるとデフォルトのバージョンは “4.3” とあるので指定は必須っぽいです。
pod の説明は こちら にバージョン指定はのルールは gem と同じっぽい。
- podをインストールします。
Podfileが編集できたら pod install でインストールを実行します。
$ pod install
Analyzing dependencies
Downloading dependencies
Installing DCIntrospect (0.0.2)
Generating Pods project
Integrating client project
[!] From now on use `HelloWorld.xcworkspace`.
[deprecated] I18n.enforce_available_locales will default to true in the future. If you really want to skip validation of your locale you can set I18n.enforce_available_locales = false to avoid this message.
.xcworkspaceを開く
Podfileでインストールしたライブラリを利用するには、.xcworkspace の方をXCodeで開いて開発します。
$ open HelloWorld.xcworkspace/
他のライブラリを追加するときは、1 – 5 の手順を行います。
実際には、ソースコードをgitで管理する場合など、考慮することなどがもう少しありそうですが、その辺りはまた別途まとめたいと思います。