以下の前回とその前の記事の続きで今回はDC-DC昇圧コンバータを使い電池2本3Vから5Vに昇圧してobnizを起動してみます。
秋月電子で買った昇圧DC-DCコンバータは大きな電流が流せずobnizを起動できなかったので、入力電圧が低くて多きな電流が流すことができるテキサス・インスツルメンツのTS61200という製品を使った昇圧モジュール超低電圧DC-DCコンバータモジュール(3.3V/5V)をストロベリー・リナックスで見つけたので試してみました。
低電圧入力でも大きな電流も確保できる昇圧コンバータを探してみると、テキサス・インスツルメンツのコンバータがいくつか見つかりましたが、それを自分で実装するのは素人にはハードルが高いのでストロベリー・リナックスのモジュールは扱いやすく大変便利です。送料もかかるので安くはないですが。
購入するとこんな感じでパッケージされてきました。
5Vで使うので、説明書にしたがって以下の箇所をハンダでジャンパーします。
ハンダ付けしました。
また、説明書には特に理由がなければパワーセーブモードをOffにすると記載されているので、PowerSave端子とVAUXもつないでおきます。
以上でモジュールの準備は整いました。
obnizとDC-DCコンバータを以下のようにつなぎます。
実際に繋いでみました、上記の図と少し違います。
すべてジャンパーワイヤーやミノムシクリップ ケーブル、ICクリップ ケーブルで繋ぐとごちゃごちゃしてしまいますね。
obnizは無事起動しています。
(電池1本でも試しましたが、起動したりしなかったりでした)
モジュールはPinの場所がブレッドボードの幅と合わないため、ICクリップで以下のように繋いでいます。
表
裏
obniz起動中の電圧と電流も測ってみました。
以下のようにつなぎ直します。
obnizの起動のみ
モーター駆動時
問題なくモーターを動かせています。